こんにちは! ぼく、だんごくん。です。
今回は、ハンドドリップコーヒーの淹れ方について書き綴っていきます。
社会人になってからハンドドリップコーヒーの面白さや美味しさを知り、もっと美味しいコーヒーを淹れたいと思うようになりました。将来的にはコーヒーに関連する資格も取っていきたいと思っています!
ハンドドリップコーヒーに興味のある方は、ぜひ読んでみてください!
ハンドドリップコーヒーの淹れ方
ハンドドリップコーヒーの基本的な一連の流れは以下のようになります。
必要な道具を用意
最低限これだけの準備でOK!
ハンドドリップコーヒーを淹れるには、最低でも以下の4つがあれば大丈夫です!
- ドリッパー
- フィルター
- 計量スプーン
- マグカップ
あとは、コーヒー豆をお買い求めになる際は「ペーパーフィルター用を○○gでお願いします。」とレジで頼むと、豆を挽いた状態のものを買うことができます。
スターバックスコーヒーやタリーズコーヒーで買う場合は、欲しいコーヒー豆の袋を取ってレジで「ペーパーフィルター用で挽いてください。」と頼めば挽いてもらえます。
お湯もとりあえずお試しの場合は、普段の日常生活で使っているやかんや電気ポットで代用できます。
①ドリッパーは、安価なものであればプラスティック製のものが100均でも買えます。将来的に、こだわっていくかもしれない方は、有名なコーヒーグッズのメーカーのものを買いましょう!
人気のメーカーでいうと、ハリオやカリタ、メリタが有名です。メーカーのドリッパーでもプラスティック製の一人から二人用のものであれば比較的安いので買って損はないと思います。
②フィルターも、100均で買えますし、メーカーから出ているものもカルディなどで売ってます。
③計量スプーンも、どんなものでも良いですが一杯当たり約10~12gくらいのものを買いましょう!メーカーのドリッパーを買うと付属で付いている場合もあります。
④マグカップも普段使っているもので問題ありません。
ハンドドリップにこだわって、さらに美味しいコーヒーを求める方にはコレ!
前述では最低限必要な道具を紹介しましたが、少しでもハンドドリップをこだわって始めていきたい!という方におすすめなのが、前述の道具に加えて以下の4つがあるとより美味しいコーヒーを淹れることができます!
- コーヒーミル(手動でも良いが電動がおすすめ)
- コーヒーポット(温度設定できる電気ポットは最強)
- コーヒーキャニスター
- コーヒーサーバー&複数杯淹れることができるドリッパー・フィルター
(一度に多くのコーヒーを飲みたい方や家族にもふるまう方)
①コーヒーミルは、コーヒー豆を挽くための道具です。コーヒーミルを使うことで、毎回挽きたての美味しいコーヒーを飲むことが出来ます。
自分の力で回して挽く手動式と、自動で挽ける電動式があります。手動式だと、どうしても一定の力・スピードで挽くことが難しく、挽いた形にばらつきが出てコーヒーが渋く後味が悪くなりがちです。
対して、電動式だと一定の力・スピードで形も均一になりやすいです。結果的に電動式で淹れると美味しいコーヒーになりやすいため、こだわるのであれば圧倒的に電動式がお勧めです!
②コーヒーポットは、一般的なポットと比べると大きな違いは注ぎ口が異なっており、コーヒーポットは注ぎ口が細くなっています。そのため、ハンドドリップする際、一定の量を均等に注ぐことができるので美味しいコーヒーになりやすいです。
コーヒーポットの中でも電気で沸かして保温できるものがあったり、そうした機能に加えて温度設定できるものもあるので、こだわりたい方は温度設定できるコーヒー電気ポットで決まりです!
③コーヒーキャニスターは、コーヒー豆を保管しておくものです。せっかく美味しいコーヒー豆を買ってきても保存方法がしっかりとできていなければ酸化し、下痢や腹痛といった体調不良につながりかねません。
そのため、コーヒーキャニスターで豆を保存することが大切になります。だいたい約1カ月程度で飲み切ることが出来るくらいの量が保管できるもので大丈夫です。
④は、一度に多くのコーヒーを飲みたい方や家族にもふるまう方におすすめです。
お湯の温度を調整
基本的には92℃前後
お湯の温度もハンドドリップコーヒーには重要であり、沸騰した状態で注ぐのはNG!雑味が出てしまいただ単なる苦くて美味しくないコーヒーになりやすいため、目安としては沸騰してから約1~2分冷ましてから注ぎましょう!
温度でいうと基本的には92℃前後が好ましいです。92℃前後でお湯を注ぐ際にやや細めに淹れることによりバランスの良い美味しいコーヒーになりやすいです(コーヒー豆の挽き具合は中挽き)。
あとは、コーヒーの味には苦味や酸味、キレ、コクなどがあり、好みも人それぞれのため、自分に合ったものを淹れることが出来るように、お湯の温度で比較的変化を楽しむことが出来ます。
あっさりとした味わいが好きな方であれば、お湯の温度は92℃よりも少し低めの約89℃前後で、お湯を注ぐ際はやや太めに速く淹れると酸味やキレがあるコーヒーになりやすいです(コーヒー豆の挽き具合は粗挽き)。
しっかりと奥深い味わいが好きな方であれば、お湯の温度は92℃よりも少し高めの約95℃前後で、お湯を注ぐ際は細めにゆっくり淹れると苦味やコクのあるコーヒーになりやすいです(コーヒー豆の挽き具合は細挽き)。
ただし、お湯が高すぎたりドリップする時間を長くかけすぎると雑味が出てしまうため、注意して試行錯誤しながらコーヒーを淹れましょう!
コーヒー豆を挽く
コーヒー豆を挽く際に注意する点は、以下の2つです。
1.コーヒーを淹れる直前に挽くこと
コーヒー豆を挽く際は、コーヒーを淹れる直前に挽くようにしましょう。なぜなら、コーヒー豆を挽いた直後は最も香りが強く、そこから空気に触れている時間が長いとだんだんと酸化していき、風味が落ちてしまうからです。
そのため、コーヒー豆を挽く際は、コーヒーを淹れる直前に挽くようにしましょう!
目安としては、お湯が設定温度に到達する前または沸騰してからコーヒー豆を挽く準備をするとちょうど良いタイミングになりやすいです。
2.挽き具合の調整
基本的にはペーパーフィルター用の場合は中挽きで大丈夫なのですが、前述したようにコーヒーの味の好みは人それぞれのため、自分の好みに合った挽き具合にしましょう!
加えて、ペーパードリップ以外でコーヒーを淹れる場合、例えばマキネッタを使うことでエスプレッソを抽出したり、フレンチプレスでコーヒーを作る場合には、その器具に合った挽き具合に調整しましょう!
ハンドドリップする
ペーパーフィルターをミシン目に沿って折り、ドリッパーにセットしたらコーヒーの粉を計量スプーンで人数分ドリッパーに入れます。目安として、一杯分コーヒー豆約10~12g・お湯180mlくらいとなります。ただ、お好みによって増減させてください。
お湯を注ぐ際は、まず少量のお湯で粉全体に行きわたるように注いでから、約20~30秒程度蒸らす(この蒸らす工程が重要!)。
その後、お湯を何回かに分けて(だいたい2~3回)、円を描くように『の』の字で注いでいく。この際のお湯の注ぐスピードは好みにもよるが、基本的には遅すぎず速すぎずがポイントになります。
飲み方アレンジしてみる
自分でコーヒーを淹れるとその淹れる工程も楽しむことができますが、やはり一番の醍醐味はコーヒーを味わう時です。
コーヒーだけでも至福のひとときを楽しむことができますが、お菓子やスイーツと一緒に楽しんだり、砂糖やクリームを入れて味の変化を楽しむとコーヒーをより一層美味しく飲むことが出来ます。
フードペアリングでもっと美味しく楽しく!
『フードペアリング』についてご存知でしょうか?
フードペアリングとは、コーヒーと相性の良い食べ物との組み合わせを楽しむ方法のことです。相性の良い組み合わせができると、コーヒーと食べ物の良いところを互いに引き立て合うので最高の美味しさが生まれます。
コーヒーの味や香り、飲み心地に意識を向け、それに似た食べ物を組み合わせたり、反対に味が対照的なもの同士を組み合わせて一方の味を補う形にするなど組み合わせ方は多岐にわたります。
フードペアリングをする際は、まずコーヒー・食べ物のそれぞれの香りを楽しんでから、コーヒーを一口飲み、食べ物を一口食べて、最後に食べ物が口の中に残っている状態でコーヒーを飲んでみましょう。
以下ではコーヒーの種類ごとに一例を挙げていきます。あくまでも例えばこんな感じというだけなので、実際にペアリングする際は色んな組み合わせを試してみてください!
酸味と苦味のバランスが良い中深煎りコーヒー
酸味と苦味のバランスが良いコーヒーには、甘すぎない食べ物がよく合います。
例えば、エクレアやシュークリーム、ビスケットなど。
酸味が強めの浅煎りコーヒー
酸味が強めのコーヒーには、それに似たような爽やかなフルーツ系と相性が良く、チーズともよく合います。
例えば、レモンタルトやアップルパイ、チーズケーキなど。
苦味が強めの深煎りコーヒー
苦味が強めのコーヒーには、しっかりとした甘さが口に残りやすいチョコレート系と相性が良いです。
例えば、ガトーショコラやキャラメル、カヌレなど。
砂糖やクリームなどを入れて味の変化を楽しもう!
コーヒーを飲む際に意見が分かれやすいのが、ブラック派か砂糖などを入れた甘いコーヒー派か、甘さ控えめの微糖派かのどれが好みか問題です。
ぼく自身はブラックも甘いコーヒーもどちらも好きなので、普段から最初はブラックで楽しんで飲み、途中や2杯目からは砂糖などを入れて楽しみながら飲んでいます。
個人的にめっちゃおすすめの砂糖・クリーム
個人的に、カルディコーヒーファームで売っているクリーミーシュガーパウダーは絶対に一度は試してみるべきだと思うくらい超おすすめです。
その理由は2点あり、クリーミーシュガーパウダーを入れるだけで砂糖とクリームを入れたような味わいになる点と、これはコーヒーが冷めた時やアイスコーヒーにも使うことが出来る点があることから、ぜひ一度買ってみてください!
ちなみに、知っている方が多いと思いますがカルディコーヒーファームで無料の試飲コーヒーにも、このクリーミーシュガーパウダーが使われているそうなので気になる方は飲んでみてください!
砂糖の種類
- 角砂糖、白砂糖(コーヒーに入れることが多い定番)
- コーヒーシュガー(コーヒーの苦味を引き立てる)
- 三温糖(ミルクコーヒーとよく合う)
- 黒砂糖(コーヒーには不向き)
クリームの種類
- 粉末系クリーム(動物性と植物性がある)
- 動物性クリーム(ケーキなどに採用されやすい・コーヒーには脂肪分が20%ほどが良い)
- 植物性クリーム(カロリー低め・すっきりとしたコーヒー好き向け)
さいごに🍡
ハンドドリップコーヒーは基本的な道具さえ買ってコーヒー豆を挽いた状態の粉のものを買うとすぐにでも自宅で実践できるため、お手軽に始めることができます。
ぼく自身もハンドドリップコーヒーを始めたばかりの頃は、道具が少なかったものの個人的に美味しいコーヒーを淹れることが出来ていました。
家族にも「このコーヒー美味しい!」と褒められ、もっと本格的にコーヒーを淹れたいと思い、道具を少しずつ集めてきました。今でも「あのドリッパー使ってみたいなあ」と思うこともあり、まだまだ色んな道具を集めたり、コーヒーの知識を高めていきたいと考えています。
今回のハンドドリップコーヒーの淹れ方を見て、少しでも興味を持って始めてくれる方がいたら嬉しいです!